物流領域の改善事例Logistics improvement examples

当社では物流領域において、以下のような継続的な改善に取り組み、社会課題解決へ貢献しています。

1.輸送効率改善による省資源化・二酸化炭素排出量削減

輸送品質を考慮しながら適宜で、製品の梱包形態を再設計することで、梱包材料の省資源化、および輸送効率の改善による二酸化炭素排出量の削減に取り組んでいます。

梱包形態改善の具体例

  • 海外向けカーマルチメディア製品:1パレットあたりの積載量約60%増
  • 国内向け燃料噴射製品:1パレットあたりの積載量約60%増

2.プラスチックトレイの再活用システムによる資源循環

三菱電機グループでは、様々な製品の梱包材料にプラスチックトレイが使用されています。輸送品質を考慮しつつ国内外で積極的な連携を推進し、トレイを再活用するシステムを構築しています。これにより、海外出荷後に廃棄されるトレイをグローバルで再活用し、資源循環の実現に貢献します。

プラスチックトレイの流通ルート

改善前

使用済みのプラスチックトレイは、これまで複数の海外拠点で、それぞれ個別に廃棄処理を行っていました。

改善前の図解
改善後

使用済みのプラスチックトレイを廃棄せず、各海外拠点から同一の現地業者が回収する仕組みを導入。再活用システムを構築し、海外生産後に廃棄されていたトレイのグローバルでの再活用を実現。結果として、新品トレイの購入量を大幅に削減することができました。

改善後の図解